コクヨは2010年8月17日、グループ内にiPadを導入すると発表した。2010年中に、営業部門やプロモーション部門、ボードメンバーなどの試行部門へ約150台をテスト導入。効果検証を行った上で、2011年度から年間約1500台の本格導入を目指す。
導入の目的については、多機能情報端末を活用した新たな働き方を追及するとともに、それを踏まえた新規サービスの開発、顧客への提供を行うとしている。
iPadの活用方法としては、下記のような利用シーンを想定しているという。
1)動画や3Dイメージなど活かした訴求力のあるプレゼンテーション
2)シンクライアント環境構築による営業社員のPCレス化、顧客対応の迅速化
3)画面に触れてページをめくる感覚で、しかも場所を選ばずに閲覧できる商品カタログ
4)経営会議をはじめ、主要な会議のペーパーレス化
5)軽量、大画面、操作性のよいタッチパネルといった特長を活かしたライブオフィスの案内用端末