ウォッチガード・テクノロジー・ジャパンは2016年11月17日、クラウドベースのWi-Fiソリューションを発表した。
セキュアかつスケーラブルで多機能だというWi-Fi管理プラットフォーム「WatchGuard Wi-Fi Cloud」と、これに対応するアクセスポイント2モデルを投入する。
同社によれば、Wi-Fi Cloudと対応アクセスポイントの組み合わせにより、次世代のセキュアな無線LANソリューションとして業界最高レベルのWIPS(ワイヤレス不正侵入検知・防御)が可能になるという。また、利用者の動態調査や分析を行い、マーケティング活動に役立てることも可能とのこと。主なターゲットは、無線LANサービス提供事業者および複数拠点を展開する企業だ。
ウォッチガードのワイヤレスプロダクト担当ディレクタであるライアン・オルシ氏は、この新ソリューションについて次のように述べている。
「今日の先進的な企業は、安全で信頼性の高いWi-Fi環境は企業のネットワークインフラとして必須要件であるとの認識を持っているが、中堅・中小企業や複数拠点を展開する企業はこうした環境を実現するための多くの課題に直面している。私たちは、企業における無線LAN環境の実装と管理を簡素化し、セキュリティレベルを向上する包括的なソリューションを提供する。さらに、WatchGuard Wi-Fi Cloudを導入することで、顧客との双方向的なエクスペリエンスを実現し、強力な顧客の動向分析ツールとして活用することにより、企業のブランド力の向上を支援することも可能になる」