NTTコム、アジア最大級の光海底ケーブル「Asia Pacific Gateway」の運用開始

BUSINESS NETWORK編集部

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NTTコミュニケーションズは、各国主要通信キャリアと共同で建設を進めてきた、アジア域内を結ぶ新たな大容量光海底ケーブル「Asia Pacific Gateway（APG）」を2016年10月31日から運用開始した。

APGは、大容量を効率的に伝送できるデジタルコヒーレント技術を活用した100Gbps光伝送設計で、アジア域内において最大級の設計容量をもつ光海底ケーブルだという。APGは故障原因となる地震や台風などの多発地域を回避するルートで敷設されている。

陸揚げ地は日本、韓国、中国、台湾、香港、ベトナム、タイ、マレーシア、シンガポールで、総設計容量は54.8Tbps、総延長は約1万400km。ケーブルルートは以下イメージのとおり。

APGのケーブルルートのイメージ

既存の光海底ケーブルとは異なるルートで接続しており、アジア各国への接続性が強化されるほか、冗長性を確保した国際ネットワーク基盤を提供できるという。

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