NTT東日本は2016年10月31日、HEMSサービス「フレッツ・ミルエネ」において、電動窓シャッター及びエコキュートの遠隔操作が可能になったと発表した。
同サービスでは、スマートフォンなどに専用のアプリケーション「ミルエネ家電コントローラー」をダウンロードすると、対象機器の家電を遠隔で操作できる。これまでは家庭用エアコンが対象だったが、それに加えてECHONET Lite対応の電動窓シャッターおよびエコキュートなどの給湯機器が追加された。これにより、外出先などから手軽に自宅の電動窓シャッターの開閉や、お風呂の湯はりなどが行えるようになる。
今後同社は、2017年2月に赤外線リモコン対応家電の遠隔操作に対応する予定。照明やテレビなどの赤外線リモコン対応家電を外出先から操作できるようになる。また同時期に、シナリオ機能も加わる予定で、例えば、「自宅の室温が28℃になったらエアコンの電源をONにする」「外出に合わせてスマートフォンのWi-Fi接続が切れたら、電動窓シャッターを閉める」といったように、各自が自由に設定した条件をもとに、家電を制御することが可能になる。
さらに、2017年3月には電気料金比較機能が追加される予定だ。これは、計測した時間ごとの電力消費量にもとづいて、各社の電気料金プランを適用した場合の料金を算出して比較する機能だ。
電動窓シャッター/エコキュートの遠隔操作機能 |