NTTドコモは2016年8月22日、人工知能(AI)を活用し、ロボットやスマートフォンアプリなどのユーザーインターフェースに対話機能を提供する法人向けサービス「自然対話プラットフォーム」の英語版を提供開始した。
これまでは、英語で対話機能を利用する場合、翻訳エンジンを介して、英語から日本語に翻訳する必要があった。しかし、英語に対応した意図解釈エンジンとシナリオ対話エンジンを新開発したことで、英語で音声入力された内容の意味を、英語で解釈することが可能にした。これにより、より自然な対話を実現できるという。
今回提供を始めた「自然対話プラットフォーム オプション機能(英語版)」は、ロボットや玩具、スマートフォンアプリなどでの利用を想定。導入企業は、訪日外国人等の受付業務や接客業務、商品説明や観光案内などに活用できるとしている。
自然対話プラットフォーム オプション機能(英語版)の提供イメージ |
自然対話プラットフォームの基本利用料は、初期費用が298万円、月額費用が49万8000円。オプション機能(英語版)を利用するには、この基本利用料に加えて、初期費用が50万円、月額費用が10万円かかる。