ユニアデックスがSD-WAN「Nuage Networks VNS」の販売・導入・保守を提供開始

ユニアデックスは、Nuage NetworksのSD-WANソリューション「Nuage Networks VNS」の販売および24時間365日の保守サービスを8月12日から提供開始した。販売、設計・導入・構築、運用・保守までを全て提供するという。

Nuage Networks VNSは、本社またはデータセンターに配置される。ネットワークの管理と既存環境と連携する「VSD」、ネットワークの制御を行う「VSC」、データセンターを含む各拠点に配置してWAN回線を収容するルータ「NSG」によって構成されている。

ユニアデックスによれば、同製品の特徴の1つは、高品質なネットワークを提供できること。異なる回線を束ねた付加価値の高いWAN環境を実現する。また、従来に比べて廉価な回線を柔軟に選択でき、きめ細やかなネットワーク転送を実現しつつ、通信コストも削減可能だという。

2つめの特徴は、一元管理によりコスト削減を図れること。複数拠点のネットワークを1つの管理画面から操作でき、海外拠点とのネットワーク接続も容易だ。管理者や担当者は、ネットワークの専門知識が無くても、拠点の新規追加や設定変更時の保守・運用ができる。

3つめの特徴は、セキュリティー強化にある。ネットワークは完全分離しつつ、全拠点の情報を一元的に管理・制御するため、高いセキュリティーレベルを保持できる。統一されたポリシー適用で、ガバナンスの強化も実現可能だ。

ユニアデックスは、2012年から開始したSDNの取り組みを活かし、SD-WANを構成する様々なアプリケーション、ハードウェアの設計から運用・保守サービスまでをトータルに提供するという。

「Nuage Networks VNS」概要図

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