ネットワンシステムズのグループ会社であるネットワンパートナーズは2010年8月4日、オフィスビル向けの省エネソリューション「CFMS by BX-Office」を多拠点管理、拠点間連携対応にバージョンアップした「CFMS-Ⅱ」を発売した。同社の販売パートナーを経由して提供される。
CFMS by BX-Officeはユビテックが開発したオフィスビル向けの省エネソリューション。シスコシステムズのサービス統合型ルーター「Cisco ISR1941」と「Service Ready Engine(SRE)」および、これに搭載されるソフトウェア「UBITEQ-G-SERVER」「UBITEQ-G-PILOT」から構成される。ISR1941を介して、オフィス内のLANと照明や空調などの設備系ネットワークを接続。エネルギー使用量を自動集計し、PCからデータの閲覧・分析ができる。
新たに発売する「CFMS-Ⅱ」では、多拠点管理や各拠点同士での連携が可能になった。これにより、各拠点の電力使用量等をサーバーで一元管理できるようになる。
また、オフィスファシリティのエネルギー管理だけでなく、グループウェア「サイボウズ ガルーン」との連携による、オフィス空間での会議室利用ステータスのリアルタイム表示も可能となる(8月末以降対応予定)。これにより、会議室予約と連動したエネルギー管理や、会議室利用状況の把握が容易になる。
参考価格は、10拠点(10台)の場合で1053万円~、100拠点(100台)の場合で9530万円~。