ゼネテックは5月30日、au回線対応モデルのIoT向けLTEルータ「LTE-561-KD」を新たに販売開始したと発表。同社は従来より、NTTドコモ回線対応の「LTE-561-TJ」、ソフトバンク回線対応の「LTE-561-UA」を販売しており、今回の新製品で3キャリアすべてに対応することになる。
LTE-561シリーズは、無線LANアクセスポイント(無線AP)を搭載しており、これまで工場、店舗、施設、移動体のほか、公衆Wi-Fiサービスやサイネージなど、IoT用途で様々な環境において利用されているという。
au回線対応機種の追加と同時に、LTE-561シリーズに新しい機能を追加した。
追加機能は、インターネット接続時に事前に設定されたURLにナビゲーションする「LiteDog(リダイレクト)機能」、スマートフォンなどのWi-Fi接続時間を制限する「接続時間制限機能」、指定したURLへのアクセスを制限できる「URLフィルタリング機能」、指定したサイト以外には接続できないようにする「ホワイトリスト機能」だ。
価格はオープン。同社によれば、これらの機能追加により、今後はさらに幅広い顧客用件に応じた利用方法が提案できるという。