アライドテレシスは2016年5月18日、SDNコントローラー「AT-SESC」のソフトウェアをバージョンアップしたと発表した。
最新版のVer.1.1.0では、トレンドマイクロのアンチウイルスソフト「ウイルスバスター コーポレートエディション」と連携し、マルウェアが検出された端末の通信を遮断することができる。
また、AT-SESCへの登録がない端末に対して、インターネット接続のみを許可するゲストネットワークや、特定作業用のネットワークへ引き込める未認証端末ネットワーク提供機能も追加。さらに、管理可能なOpenFlowスイッチ/APの台数が、従来の最大210台から最大510台に拡張されている。
AT-SESCはIAサーバー上で動作するソフトウェア製品だが、5月25日からハードウェアアプライアンス版の「AT-SESC-APL」を出荷開始することも今回発表された。価格は、OpenFlowスイッチ/APを10台まで管理できる基本ライセンス付きで60万円となっている。