ブロケード コミュニケーションズ システムズは2016年3月1日、ポータルサイト「エキサイト」などを運営するエキサイトが、Brocade VDXスイッチによるイーサネット・ファブリックを採用したと発表した。
エキサイトは、OpenStackベースのサービス基盤ネットワークのToRスイッチ、さらにラック間を接続するアグリゲーションスイッチとしてBrocade VDX 6740スイッチを導入し、イーサネット・ファブリックを構成。複数のBrocade VDX 6740スイッチを、仮想的に1台のスイッチとして運用している。
エキサイト インフラストラクチャー部 インフラストラクチャーセクションの福田貴司氏は、ブロケードの採用理由について次のように語っている。
「当社には新しいことにチャレンジする企業風土があり、OpenStackやイーサネット・ファブリックといった新しいテクノロジを取り入れることに何ら障壁はない。ただし、安心してサービスを収容できるシステム基盤を実現する上で、OpenStackの基盤構築プロジェクトを成功に導く道筋が求められる。ブロケードはOpenStackの発展に寄与している代表的なベンダーなので、OpenStack基盤のネットワーク構築に関して力強い支援を受けられるという安心感があった」