サクサは2010年7月27日、プリンタ一体型でクレジットカード、デビットカード決済のほか、接触ICカードおよび非接触ICカードに対応したオールインワンタイプのモバイル決済端末「RT3000」を発表した。同月から販売開始する。
RT3000は、OSにWindowsCE Ver6.0を採用し、FOMAモジュールを搭載したハンディタイプのモバイル決済端末。FOMAによる通信が可能なため、導入にあたって配線工事等は不要だ。業務用アプリケーション連携が容易で、各種カードサービス事業者のシステム構築において汎用的な対応が可能という。カード決済端末としての利用だけでなく、各種ポイントカードやギフトカードサービスにも幅広く利用できる。
RT3000の外観 |
サイズは209×78×50mmで、質量は約500g(バッテリ、ロール紙除く)。充電式で、稼働時間は最大12時間。画面は、2.7インチのタッチパネル式カラーディスプレイを採用しており、テンキーやファンクションキーのほかタッチパネル操作も可能だ。また、プリンタを内蔵しているため、本端末1台で決済まで完了できる。