ACCESSの米国子会社であるIP Infusionは2016年1月27日、同社のNFVソリューション「VirNOS(ヴァーノス)」がNECに採用されたと発表した。
VirNOSは、NFV技術をベースにした通信事業者/データセンター向けの仮想ネットワークソリューション。MPLS L3VPN、MPLS L2VPN、IPv4/IPv6、OSPF、ISIS、BGP、LDP、RSVP-TE、IPSec、QoS、ACLといったキャリアグレードの要件をはじめ、多様なニーズに応えられるのが特徴だという。
NECはクラウド基盤サービス「NEC Cloud IaaS」にVirNOSを採用し、春から「仮想LAN間接続ルータ」および「テナント間LAN接続」(仮称)サービスを国内向けに提供開始する予定。VirNOSにより、テナント内、または同一企業で複数テナントを持つ場合のテナント間の通信に用いるルーター機能を柔軟かつ迅速に実現するという。