ACCESSは2016年1月13日、同社のBeacon端末とメガネスーパーのウェアラブル端末の連携に取り組んでいることを発表した。1月15日まで東京ビッグサイトで開催中の「ウェアラブルEXPO」にて共同デモを披露している。
ウェアラブルEXPOで行っているのは、美術館や博物館などの来場者向け動画解説サービスのデモ。Beaconの位置情報を活用し、来場者が特定エリアに入ると、メガネスーパーのメガネ型ウェアラブル端末「b.g.」のディスプレイにコンテンツを自動的に表示する。従来の美術館などでの動画解説では、ボタンを押す手間が必要などの課題があった。
ACCESSは、Beaconとウェアラブルの連携による自動コンテンツ表示の仕組みは「B2C、B2Bのいずれの領域においても応用可能領域が多数見込まれる」としており、今後デモなどで得たユーザーの声も反映しながら商用化に向けて取り組んでいくという。
ACCESSとメガネスーパーの共同デモのイメージ図 |