NTT東日本、HEMSサービス「フレッツ・ミルエネ」にBルートデータの流通機能を追加

NTT東日本は2015年11月16日、同社が提供する事業者向けHEMSサービス「フレッツ・ミルエネ事業者向けプラン」について、新機能として「電力データ流通機能」の提供を開始した。

フレッツ・ミルエネ事業者向けプランは、電力小売事業者などを対象にNTT東日本がBtoBtoCモデルで15年4月から提供しているHEMSサービスで、電力の見える化やランキング表示、電力データの抽出などの基本的なHEMS機能のほか、家電の遠隔操作や、電力変動を通知する「ゆるやかな見守り機能」といった付加機能も提供している。事業者はこれを用いることで、エンドユーザーに対して電力販売と組み合わせてHEMSサービスを提供できるようになる。

今回、新たに提供を始めた「電力データ流通機能」は、スマートメーターから収集する計測間隔の短いBルートデータ(エンドユーザーの電力使用データ)を事業者に短時間で提供する機能。事業者はこのデータを活用することで、効率的な電力需給管理や付加価値サービスの提供につなげることができる。


電力データ流通機能の概要

また、同時に、事業者の要望に合わせてサービス提供画面の背景画像やロゴ画像のデザインを変更する「画面カスタマイズ機能」の提供も開始した。

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