テンダは2015年11月11日、同社のビジネス向けプロダクトをクラウドに集約したインテグレーションサービス「TEんTO(テント)」をリリースした。
現時点でTEんTO上で提供されるサービスは、中堅・大手企業を中心に2200社の導入実績を持つマニュアル作成ソフト「Dojo」をクラウドで利用できる「TEんDo(テンドウ)」、eラーニングサービス「GAKTEん(ガクテン)」、社内コミュニケーションサービス「TEんWA(テンワ)」の3つで、必要なサービスを必要な期間、必要な数だけ利用できる。月額料金は、TEんDoが6万8000円/1ライセンス、GAKTEんが480円/1ユーザー、TEんWAが248円/1ユーザーとなっている。
TEんTOの全体イメージ |
このうち、TEんWAは、グループや個人間でメッセージのやり取りが行えるビジネス向けチャットで、ToDoやユーザー・組織の一括管理、ファイル共有などの機能を搭載。多彩なスタンプも特徴となっている。
TEんWAの画面イメージ |
また、TEんTOの特徴としては、各種クラウド環境をサポートするマルチクラウドプラットフォーム対応も挙げられる。このためSaaS形式での利用だけではなく、TEんTOをIaaS上やプライベートクラウド上に構築・運用することもできる。これにより、「自社のクラウド環境でTEんTOを利用したい」という大企業などのニーズに応えるほか、販売パートナーは自社のクラウド環境上で自社のサービスとしてTEんTOを提供できる。