ツネイシホールディングスとブイキューブは2015年6月1日、ドローンを活用した造船工程の効率化に関する実証実験を行ったと発表した。
実験は、常石造船の常石工場内で5月18日から4日間にわたり行われた。ドローンに搭載したカメラを活用し、建屋の天井やクレーンなどの高所部分、工場の稼働状況などを撮影。リアルタイムに映像や写真で状況確認することが、保守点検や工程管理の効率化、災害発生時の迅速な情報収集に有効かどうかを検証したという。
ツネイシホールディングスでは今回の実証実験の結果を踏まえ、造船事業をはじめとするグループの施設を対象に、ブイキューブのビジュアルコミュニケーションとドローンを組み合わせたサービスの活用を検討していく意向だという。
ドローンを活用した実証実験の様子 |