IIJのM2Mソリューションコーナーでは、M2Mプラットフォームのデモを体験可能だ。収集したセンサーデータの見える化/分析を行うためのM2Mアプリケーションは、どのように開発すればいいのか。IIJはPTCの「ThingWorx」をベースにしたM2Mプラットフォームをクラウドで提供しており、ドラッグ&ドロップ操作で簡単にM2Mアプリケーションが作れるデモを披露している。
こんなM2Mアプリケーションをドラッグ&ドロップで作成していける |
また、パートナー各社のM2Mソリューションも展示。富士ソフトの「車両管理ソリューション」は、次世代ドライブレコーダーが取得したカメラ映像やGPS情報、車両データなどをクラウドサーバーにアップロード。リアルタイムの遠隔監視や位置情報管理を実現するものだ。
富士ソフトの「車両管理ソリューション」。液晶ディスプレイに映し出されているのが、管理者用のリアルタイムモニタリング画面、その下に見える黒と赤のデバイスが車両に取り付けるドライブレコーダーだ |
モバイルクリエイトの「ボイスパケットトランシーバー」も来場者の注目を集めていた。これは、NTTドコモのパケット通信網を利用した業務用IP無線システム。「音声をパケットで送るので、災害時にも強い。当社独自にドコモとMVNO契約を結んでおり、災害時にも帯域は勝手に制限されないので、安定した音声通信が行える」と説明員はアピールした。なお、IIJのクラウドサーバーをこのソリューションでは活用しているという。
モバイルクリエイトの業務用IP無線システム「ボイスパケットトランシーバー」 |
このほか、IIJのブースでは、同社のMVNOサービス「IIJmio」で動作確認済みのSIMフリーデバイスなどを展示している。
「Google Nexus 9」「ZenFone 2」「freetel Priori2 LTE」など、IIJmioで動作確認済みのSIMフリーデバイスを展示 |