品川区がSDN導入――プライベートクラウドへの移行を見据えてNEC製品を採用

品川区は、NECのSDN対応製品「UNIVERGE PFシリーズ」を採用し、全庁ネットワーク基盤を刷新した。新しい全庁ネットワーク基盤は、今年1月から稼働している。

品川区は今後プライベートクラウドを構築し、約100のITシステムを順次移行していくことを計画している。今回のSDN導入は、このプライベートクラウドへの移行・統合を見据えたもの。

品川区本庁舎
品川区本庁舎

SDNを活用することで、ネットワークの集中制御や柔軟な設定変更を可能とし、プライベートクラウドへの移行にかかる作業やコストを最小限に抑える。また、マイナンバー制度の開始に伴うセキュリティ対策として、ネットワークを業務システムごとに論理的に分離するのにも活用する。さらにSDNによってネットワークのシンプル化を実現したことで、配線の大幅削減と職員負荷の軽減もできるという。

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