SDNに迅速対応――A10ネットワークスがADCの新OS「ACOS 4.0」

A10ネットワークスがADC向けの新OSを発表した。注目は、SDNコントローラーやクラウドオーケストレーターからThunder ADCシリーズの全設定を操作できるAPIが実装されたことだ。

A10ネットワークスは2015年3月18日、同社の基本方針とビジネス戦略、さらに同社のアプリケーションデリバリーコントローラー(ADC)「Thunder ADCシリーズ」向け独自OS「ACOS(Advanced Core Operating System)4.0」の提供開始を発表した。

A10ネットワークス 日本法人代表 兼 社長 米国バイスプレジデント兼務 川口亨氏 A10ネットワークス ビジネス開発本部 マーケティング部 部長 兼 エバンジェリスト 高木真吾氏
A10ネットワークス 日本法人代表 兼 社長 米国バイスプレジデント兼務 川口亨氏 A10ネットワークス ビジネス開発本部 マーケティング部 部長 兼 エバンジェリスト 高木真吾氏

同社の日本における基本方針とビジネス戦略については、2015年1月からA10ネットワークス 日本法人代表 兼 社長 米国バイスプレジデント兼務を務める川口亨氏が話した。A10ネットワークスの基本方針の1つとして「日本固有の商習慣を尊重し、当社とパートナー、さらにユーザーがWIN-WIN-WINの関係を築けることに取り組む」という。

A10ネットワークスの基本方針
A10ネットワークスの基本方針

また、川口氏はビジネス戦略と将来構想として、「現在のA10ネットワークス日本法人は、通信キャリアやISPを主な顧客としているが、これからは一般企業や官公庁、医療機関、教育機関でもより多く利用してもらえるような取り組みを進める」と話した。

さらに、将来的にはクラウドを中心としたビジネスモデルに対応し、「最終的には、ユーザーが物理的な存在を意識することなく、やりたいことをやりたいときに行える仕組み作りを進めていく」と強調した。

A10ネットワークスのビジネス戦略と将来構想
A10ネットワークスのビジネス戦略と将来構想

続いて、A10ネットワークス ビジネス開発本部 マーケティング部 部長 兼 エバンジェリストの高木真吾氏は、「A10 Harmony」を含む新機能を備えたACOS 4.0について説明。「A10 Harmonyは、企業やクラウド、サービスプロバイダーのネットワークに対してサービス統合プラットフォームの基盤を迅速に築くことのできるアーキテクチャーだ」と強調した。

A10 Harmony アーキテクチャ
A10 Harmony アーキテクチャ

具体的にはA10 Harmonyによって、プログラマビリティの向上が実現する。A10 Harmonyアーキテクチャー内の拡張aXAPI SDKおよびRESTful APIにより、外部のSDN環境やクラウドオーケストレーターから、Thunder ADCシリーズの全設定を操作可能となった。シスコシステムズのSDNソリューションである「Cisco ACI」との連携にも対応する。

ACOS 4.0で追加された主な機能
ACOS 4.0で追加された主な機能

このほか、ACOS 4.0では、データセンター間をつなぐデータセンターインターコネクト機能におけるIPsec VPNの追加、SSLインサイトをバイパスさせる機能の強化、WAFへのレポーティング機能の追加などの機能拡張が行われている。

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