NECは2015年2月23日、通信トラフィック制御ソリューション「Traffic Management Solution」を強化し、同日から販売開始した。モバイルインターネットの体感品質(Quality of Experience)を高め、通信事業者の収益向上に貢献するという。
新ソリューションでは、「接続率」と「スループット」に加えて、「快適さ(MOS:Mean Opinion Score)」も数値化して測定可能になった。これら3つの指標で改善点を明確化することで、より総合的な診断を行ったうえで、TCPチューニングやトラフィック流量制御などが行えるという。
また、SSL通信の種別を推定する独自アルゴリズムを開発。SSLによる動画トラフィックを自動検出し、適切なトラフィック流量制御を行う機能も実現している。