日本が総合1位、しかし課題も浮き彫り――日本のICTインフラに関する国際比較評価レポート

総務省は2009年8月17日、日本のICTインフラの現状を評価した「日本のICTインフラに関する国際比較評価レポート」を発表した。同レポートは、ブロードバンド料金、光ファイバー比率、ボット感染度、第3世代携帯比率、ICT投資割合など12項目の指標から、主要24カ国・地域のICTインフラの状況を比較している。

昨年の前回調査に引き続き、国際ランキング1位になったのは日本。昨年は2位韓国との差はわずか0.3ポイントだったが今年は6.7ポイントと、2位以下との差が大幅に拡大した。項目別に日本を見ると、ブロードバンド料金とブロードバンド速度で他国を圧倒したほか、光ファイバー率、PCのボット感染度、第3世代携帯比率も1位だった。一方、携帯電話・インターネット・ブロードバンドの普及率やICT投資割合、インターネットホスト数などは低調な結果となっており、日本の課題も浮き彫りになっている。

月刊テレコミュニケーション2009年10月号から転載(記事の内容は雑誌掲載当時のもので、現在では異なる場合があります)

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