NTT東日本は2014年11月4日、飲食・小売業者など向けに「O2Oクラウドサービス」の提供を開始した。
これは、Wi-Fiを活用したO2Oの仕組みの構築を支援するクラウドサービス。飲食・小売業者などが提供するスマートフォン/タブレット向けアプリと連携し、各種O2Oサービスを実現する。
具体的には、(1)来店者が自動認証により特定の無線LANアクセスポイントからインターネットに接続できるようにする「Wi-Fi自動接続」、(2)ユーザー属性に応じたおすすめ情報やクーポンなどを配信する「来店/退店メッセージ」、(3)誰がいつ、どの店舗に来店したかなどのデータを取得・蓄積する「マーケティングデータ収集」の大きく3つの機能を提供する。対応するAPはWeb認証が不要なAPで、NTT東日本の光ステーション以外の市販のルーターも利用できる。
すでにリクルートライフスタイルのO2Oアプリ「オトクパス」に採用されることが決まっているという。
O2Oクラウドサービスの概要 |