2014年9月9日、米アップルから新型のiPhoneが発表された。「iPhone 6」と「iPhone 6 Plus」の2つのモデルを9月19日から販売する。
新型iPhoneの特徴はまずディスプレイの大画面化。従来モデルのiPhone 5sが4インチだったのに対し、iPhone 6は4.7インチ、iPhone 6 Plusは5.5インチのディスプレイを搭載している。
画面サイズの拡大に伴い、重量は増加した。iPhone 6は129g、iPhone 6 Plusは172gで、どちらもiPhone 5sの112gを上回っている。ただその一方で、薄さはiPhone 6は6.9mm、iPhone 6 Plusは7.1mmと、iPhone 5sの7.6mmより薄型化しており、アップルでは「最も大きく、最も薄いiPhone」とアピールしている。
通信機能については、最大150Mbpsの4G LTEに対応。サポートするLTEの周波数帯についても最大20に拡大した。注目は、TD-LTEのバンド41が追加された点だ。バンド41ではKDDIグループのUQコミュニケーションズがWiMAX 2+、ソフトバンクグループのWireless City Planning（WCP）がAXGPと、それぞれTD-LTE互換のサービスを提供している。
また、無線LAN機能に関しては、新たにIEEE802.11acをサポート。NFCも今回初めて搭載した。
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| iPhone 6（左）とiPhone 6 Plus |
