KVHは2014年6月17日、アジアの100のデータセンター間を接続するサービス「DCNet」を発表した。8月から提供開始する。
DCNetで接続できるデータセンターは、東京近郊、大阪近郊、シンガポール、香港エリアにある100のデータセンター。KVHのデータセンターだけではなく、主要なデータセンター間を接続できるという。また、米国のデータセンター事業者CoreSiteを通じて、米国のデータセンターとのネットワーク接続も提供する。
サービス開始時の帯域は100Mbps~10Gbpsで、2015年第1四半期には100Gbpsまで拡張する予定。ポイント・ツー・ポイント、ポイント・ツー・マルチポイント、マルチポイント・ツー・マルチポイントの3種類の接続形態を用意する。
特徴的なのは、その料金体系だ。帯域保証型の料金体系に加えて、月間のトラフィック利用料に応じて支払う「バースト型」の2種類がある。