UQコミュニケーションズは2014年4月11日、日本貨物鉄道(JR貨物)がコンテナ位置管理システムにWiMAXを採用したと発表した。
JR貨物のコンテナ位置管理システムは、貨物駅のコンテナの位置を管理するためのもの。同システムでは、フォークリフトに搭載したGPSとRFIDタグによりコンテナの位置を数十cmの精度で把握できる。今回、同システムの更新に伴い、通信手段として新たにWiMAXを採用し、全国112拠点に導入した。
WiMAXは、コンテナの位置情報を把握し、フォークリフトに搭載されたタブレットPCを介して、ドライバーに荷役指示を伝達するのに使われている。また、フォークリフトのドライバーが指示通りの荷役を実施したこともWiMAXによりセンター側に伝達される。WiMAXは、荷役作業の効率化とネットワーク保守費用の大幅削減に貢献しているという。
JR貨物のWiMAXの利用イメージ |