フォーティネットジャパンは2014年3月18日、DDoS攻撃対策製品の拡充を発表した。4Gbps/100万同時接続の「FortiDDoS-400B」、8Gbps/200万同時接続の「FortiDDoS-800B」、12Gbps/300万同時接続の「FortiDDoS-1000B」、24Gbps/600万同時接続の「FortiDDoS-2000B」を新たに発売する。
新製品は、ふるまいベースの新たなDDoS攻撃ミティゲーションエンジンを搭載。シグネチャのない未知のDDoS攻撃についても、そのふるまいからDDoS攻撃かどうかを特定し、緩和できるという。
また、DDoS攻撃の検出・緩和は、新型のカスタムASIC「FortiASIC-TP2」で実行する。フォーティネットによれば、競合製品は複数のプロセッサを組み合わせて使用するため、これがボトルネックとなりシステム全体のパフォーマンス低下につながる。一方、FortiDDoSは、シングルプロセッサでDDoS攻撃の検出・緩和を行うため、「同様のDDoS攻撃対策製品と比べて10倍の速度を実現」するという。
新製品の提供開始時期は、2014年第2四半期の予定だ。