日本事務器がNECのSDN導入、構築期間が1カ月から3時間に短縮

日本事務器(NJC)は2014年3月12日、新たに構築した開発基盤システムのネットワークに、SDN(Software-Defined Networking)を採用したと発表した。NECのOpenFlow対応SDN製品「UNIVERGE PFシリーズ」を導入している。

NJCの新たな開発基盤システムは、オープンソースのクラウド基盤ソフトウェアであるCloudStackを活用したもの。あわせてSDNも導入することで、サーバーやネットワークの関わる一連の構築作業をほぼ自動化しているという。具体的には、従来1カ月ほどかかっていた開発環境の構築期間が、サーバー仮想化により約3日に短縮、さらにSDNの採用により約3時間まで短縮したとのこと。

NJCは今回の社内利用で培ったノウハウを活かし、顧客に対してSDNを活用したシステムを提案していく考えだ。

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