楽天モバイルが「つながりやすさ強化宣言」 地下鉄沿線のトラフィック処理能力は4倍に

楽天モバイルが「つながりやすさ強化宣言2026」を掲げ、繁華街や地下鉄沿線を中心に電波対策を強化している。東京メトロ・都営地下鉄のいずれの沿線でも対策は順調に進んでおり、今年7月までにほぼ全線での整備が完了する見通しだ。また、2026年の春商戦に向けては、4つの施策を打ち出す。

(左から)楽天モバイル ブランドマーケティング戦略部 デバイス&ネットワークコミュニケーショングループ 富岡杏美氏、代表取締役社長 矢澤俊介氏、執行役員 マーケティング本部 中村礼博氏

(左から)楽天モバイル ブランドマーケティング戦略部 デバイス&ネットワークコミュニケーショングループ 富岡杏美氏、代表取締役社長 矢澤俊介氏、執行役員 マーケティング本部 中村礼博氏

楽天モバイルは2026年2月2日にプレスカンファレンスを開催し、通信品質向上に向けた取り組みを紹介した。

同社は「つながりやすさ強化宣言2026」を掲げ、繁華街や地下鉄沿線など、ユーザーからの通信品質に関する改善要望が多いエリアを優先して対策を推進している。代表取締役社長の矢澤俊介氏は、「東京のほぼ全域に5G基地局を整備し、トラフィックの分散を図っている」と説明した。

都内における楽天モバイル5G基地局の設置状況

また、東京ドームやKアリーナ横浜、天王寺動物園といった大規模施設でも、継続的に電波対策を進めているという。山手線沿線では、すでに主要18駅において5Gネットワークの強化を実施しており、「今年3月までに山手線の全駅で電波対策が完了する見込み」だ。

地下鉄沿線においては、基地局の帯域幅を5MHzから20MHzへ拡張し、トラフィック処理能力を約4倍に引き上げる工事に取り組んでいる。矢澤氏は、東京メトロ・都営地下鉄ともに電波対策は順調で、今年7月までにほぼ全線の対策が完了する予定だと話した。

東京メトロ沿線における電波対策の進捗状況

なお、大阪メトロ沿線における電波対策の進捗率は約70%に達しており、2027年12月を目途にほぼ全線での対応を終える見通しだ。名古屋市営地下鉄についても、現在は約25%まで進んでおり、2027年4月の対応完了を目指している。小田急電鉄や東急電鉄など、「私鉄の電波対策は100%完了済み」(矢澤氏)である。

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