欧州の標準化団体ETSIでは、NFV(Network Functions Virtualisation)の標準化が行われているが、NTTとシスコシステムズ、ジュニパーネットワークス、日本ヒューレット・パッカードの4社は2014年2月10日、4社の提案がETSI公認のコンセプト実証(Proof of Concept)として認定されたと発表した。国内初、世界でも2件目の認定だという。
NTT等が提案したのは、ユーザーごとに異なる仮想ネットワーク機能を選択的に利用するためのサービスチェイニング技術のユースケース。仮想アプライアンスを相互に接続し、サービスチェイニングを実現するためには、マルチベンダーでのインターオペラビリティが重要になる。そこでNTTは、シスコ、ジュニパー、日本HPと協力してユースケースの実現構成を提案して認定された。シスコは仮想DPI、ジュニパーは仮想ファイアウォール、日本HPは仮想CPE機能を提供したという。
提案したユースケースの特徴