ティーピーリンクジャパンは2026年1月22日、無料のクラウド型ネットワーク設計支援ツール「Omada Design Hub」の提供を開始した。

同ツールは、ネットワークの設計・提案業務を効率化することを目的としたもの。AIを活用し、フロア図面のアップロードからWi-Fiシミュレーション、提案書作成までをワンストップで行える点を特徴とする。プリセールスエンジニアやSIer、施工業者のほか、一般ユーザーの利用も想定している。
フロア図面をアップロードし、天井高などの情報を入力すると、AIが壁面を自動認識し、アクセスポイント(AP)の配置案を提示する。あわせてWi-Fiの電波カバレッジを可視化したヒートマップを生成でき、設計段階でカバレッジの過不足や配置の妥当性を確認できる。オフィスや集合住宅・戸建て住宅に加え、ホテル、飲食店、小売店、学校など、多様な利用シーンに対応する。
設計画面では、壁の材質や配線仕様、スケールなどを細かく設定でき、実環境に即したシミュレーションが可能。機器選定では、Omadaシリーズのゲートウェイ、スイッチ、アクセスポイント、OLT(光回線終端装置)、コントローラーなどから構成を組むことができ、導入を前提とした具体的な設計に落とし込める。設計結果はそのまま提案書として出力でき、プラン作成から顧客提案までの作業負荷軽減につながるとしている。

「Omada Design Hub」の画面例
同社はOmada Design Hubを通じて、ネットワーク設計から機器展開、運用管理までを一貫して支援し、ネットワーク構築の効率化と品質向上を図る考えだ。なお、OLTの自動配線機能は現在開発中。













