NECは2014年2月5日、同社のSDN(Software-Defined Networking)関連技術が、オープンソースのSDNプロジェクト「OpenDaylightプロジェクト」に採用されたと明らかにした。
今回採用されたのは、1つの物理ネットワーク上に複数の仮想ネットワークを迅速に設定できるという「仮想テナントネットワーク」(VTN:Virtual Tenant Network)技術。NECが提供するOpenFlowベースのSDNソリューション「ProgrammableFlow」のコアテクノロジーの1つである。
VTNは、OpenDaylightプロジェクトが2013年12月にリリースしたSDNコントローラソフトウェア「Hydrogen」に採用されている。
なお、OpenDaylightプロジェクトは2013年4月に発足した米Linuxファンデーションのプロジェクト。NECは発足当初から参加しているほか、シスコシステムズ、IBM、ジュニパーネットワークス、マイクロソフト、エリクソンなどが主要メンバーとして名を連ねている。