日本はAIツールの導入に遅れ 人材育成に予算充当を
説明会では日本の傾向も紹介された。日本のサイバーセキュリティ部門は、雇用環境がグローバルと比較し安定している一方で、AIツールの導入に遅れをとっているという。
例えば、「サイバーセキュリティの様々なAIツールをすでに統合した」という回答はグローバルの28%に対し日本は24%。「AIツールを評価する計画もない」という回答に至っては、グローバルの9%に対し日本は18%と倍の開きが出た。

日本はサイバーセキュリティ分野におけるAIツール導入が遅れている
その一方、「AIスキル習得の重要性の認識は日本とグローバルで大きな差はない」とジョーンズ氏は調査結果を紹介。サイバーセキュリティ専門家が必要なスキルを身につけるために、「サイバーセキュリティ部門が組織の中核であると(経営層に対して)認識してもら」い、人材育成により多くの予算を割く必要があると呼びかけた。















