avatarin、アルティウスリンク、キャンパスクリエイトの3社は2025年11月10日、荒川区役所本庁舎と大田区役所本庁舎を対象に、自治体をまたいでのアバターロボット「newme」と、ローカル5Gを活用した未来の行政サービスモデルを共創する実証実験を開始すると発表した。実施期間は、2025年11月17日~12月19日(予定)。
同実証では、オペレーターが遠隔から2つの自治体の窓口業務を担うことで、区内業務DX化と窓口サービスの満足度向上を検証する。具体的には、オペレーターがnewmeを切り替えながら、窓口案内やフロアマネージャー業務を担当。各区役所で稼働するnewmeは、ローカル5Gで制御する。ローカル5G基地局の提供等については、東京大学大学院工学系研究科 中尾研究室が協力している。

実証実験の概要
また、オペレーターは自治体に応じて適切な案内ができるよう、アルティウスリンクが提供するナレッジシステムを使用する。このナレッジシステムは生成AIを活用し、マニュアル資料からQ&Aを自動生成することで、短期間で精度の高いナレッジ構築を実現できるという。












