日本IBMがモバイル向けのリスクベース認証アプライアンス

日本IBMは2013年10月25日、「IBM Security Access Manager for Mobile V8.0」の出荷を開始した。モバイルアクセス向けのリスクベース認証とワンタイムパスワード(OTP)の実装基盤を提供するアプライアンスソリューションである。

同ソリューションでは、経由するネットワークやデバイス、ブラウザの種類、ログイン頻度などの利用状況を管理するリスクベース認証基盤を提供。そのユーザーIDでこれまで使われていないIPアドレスや端末からのアクセスだった場合など、あらかじめ設定したリスク検知のポリシーに当てはまった際に、追加認証を要求することができる。

ワンタイムパスワードの機能は、この追加認証のために提供されるもので、電子メールやSNSなどによりワンタイムパスワードをユーザーに通知できる。

仮想アプライアンス向けのライセンス使用料金は2万800円~。年末までには、ハードウェアアプライアンスの提供も開始する予定だという。

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