ソフトバンクは10月7日、ソフトバンクのAI計算基盤として活用しているGPUシステムを、顧客専用のリソースとして1台から柔軟に利用可能なクラウドサービス「AIデータセンター GPUサーバー」を10月8日より提供開始すると発表した。
同サービスでは、InfiniBandで接続されたGPUクラスターを、GPUシステム1台から専有して利用できる。複数台を利用する場合、クラスターを構築した状態で提供されるため、大規模なAI開発や科学計算などにすぐ活用可能だという。
また、最短7日間から年間契約までの幅広い利用期間を選択できることに加え、ストレージ容量もニーズに合わせて柔軟に選択できる。加えて、AIソフトウエアプラットフォーム「NVIDIA AI Enterprise」や、計算処理やリソース管理を担うジョブスケジューラー「Slurm」がセットアップされており、複雑な環境設定なしで利用できるとしている。