ソフトバンクモバイルは2010年6月24日午前8時より「iPhone 4」の発売を開始した。ソフトバンク表参道では、同社の孫正義社長も出席して発売記念セレモニーが行われた。
「iPhone 4」を手にポーズを取るソフトバンクモバイルの孫正義社長 |
iPhone 4は厚さ約9.3mmと、従来モデルの「iPhone 3GS」より3mm薄くなっている。前面と背面にはガラスが採用されており、孫社長は「まるで宝石に触れるような感じで、ものすごい高級感がある」と賞賛した。このガラスはヘリコプターのフロントガラスにも使われている「アミノケイ酸ガラス」で、プラスチックの20倍の剛性、30倍の硬度を持つという。
このほか、ディスプレイは960×640ドットのIPS液晶を採用し、480×320ドットのiPhone 3GSと比べて解像度が4倍に向上。本体両面にカメラを搭載し、無線LANでテレビ電話ができるなど大きく進化している。
孫社長は「この夏商戦でiPhone 4はソフトバンクモバイルの純増数に大いに貢献するだろう」と期待を寄せる。また、「iPhoneは一時的なブームではなく、革命の波が確実に起こりつつある。たった1台で従来のライフスタイルを根底から覆したのは『T型フォード』以来ではないか」などと語った。