ストラトスフィアは6月6日、SDN(Software Defined Network)を使った広域ネットワーク「SDN-WAN」に関して、日立電線と共同で技術検討を行うと発表した。ストラトスフィアは、インターネットイニシアティブとACCESSの合弁会社。通信事業者はSDN-WANを活用することで、運用コストや設備コストの削減、新サービスの早期開始などが可能になるという。
ストラトスフィアと日立電線はSDN-WANの実現のため、具体的にはOpenFlow 1.3.1対応SDNコントローラとスイッチの開発や総合接続検証を実施する。SDNコントローラについては、ストラトスフィアの「Stratosphere SDN Platform」を拡張。またスイッチは、日立電線の通信事業者向けスイッチ「Apresia26000シリーズ」をベースに開発するという。