UQ、グローバルIPアドレスの割当をオプションに――リモートアクセスなどに影響

UQコミュニケーションズは5月7日、従来WiMAX機器にグローバルIPアドレスを付与してきたが、6月以降は順次、プライベートIPアドレスに変更すると発表した。これは、IPv4のグローバルIPアドレスの枯渇に対応したもの。今回の変更を受け、月額100円でグローバルIPアドレスの割当を保証する「グローバルIPアドレスオプション」の提供を開始する。

UQコミュニケーションズによれば、今回のプライベートIPアドレスへの変更により、オンラインゲームやサーバー利用、リモートアクセスの一部などで問題が発生するケースがあるという。サーバーとしての利用については、DynamicDNSを利用するもの、外部からIPアドレスを指定してアクセスするもので、プライベートIPアドレスでは利用できなくなる可能性がある。

また、リモートアクセスについては、PPTPを活用したVPN、NATトラバーサルに対応したVPNは引き続き利用できるが、このほかのTCP/UDP以外のプロトコルを利用するものに関してはグローバルIPアドレスオプションが必要になるとのこと。

グローバルIPアドレスオプションの受付開始は5月21日からで、9月末までの利用分は無料。なお、プロバイダーとしてau.NETを利用する「UQ Flatプラス」および「UQ 1Day」は今回のプライベートIPアドレスへの移行の対象外で、6月以降もグローバルIPアドレスが割り当てられる。

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