光伝送システムを開発・販売するPacketLight Networks(本社:イスラエル)は2025年5月28日、新型の光アド/ドロップ・マルチプレクサ「PL-1000GRO ROADM」を発表した。32のFlex Gridポートをサポートしており、プロバイダーはダイナミックにメッシュおよびリングネットワークを構築できるという。
光アド/ドロップ・マルチプレクサ「PL-1000GRO ROADM」
同社製品を日本国内で取り扱うアイランドシックスによれば、PL-1000GRO ROADMは1Uサイズの製品で、先進の次世代波長選択スイッチ技術を活用している。
カラーレス、ディレクションレス、フレックスグリッドに対応し、光増幅器と光チャネル・モニタリング(OCM)を内蔵しているため、同じ光ファイバー上で50/75/100/150GHzの混在が可能だ。同じ光ファイバー上で100G/200G/400G/800G、そして1.6Tまで様々な容量の混在伝送を行うことができ、光ファイバーの利用率を最大化する。
本製品のユーザーは、実装されている32ポートについて異なる帯域幅のカラーレス波長を設定し、追加/削除することが可能だ。管理は、PacketLightのLightWatch NMSプラットフォームを通じて行う。波長のA-to-Zプロビジョニングやプロテクションパスの作成、リストアプロテクション機能などの高度な機能が提供される。