エリクソン・ジャパンは2013年2月26日、KDDIにIMS(IP Multimedia Subsystem)を提供すると発表した。単独ソリューションベンダーとして、2013年度下半期以降に納入を開始する計画だという。
IMSは3GPPで標準化が進められたIPマルチメディアサービスを提供するためのプラットフォーム。RCS(Rich Communications Suite)、HD voice over LTE(VoLTE)など、通信事業者の新たな収益源として期待される新規サービスの提供基盤ともなるものだ。
KDDIの取締役執行役員専務兼技術統括本部長である嶋谷吉治氏は、「IMSの導入はKDDIのこれまでの投資を最大限に活用し、また将来に向けて拡張サービスを導入する途を拓くものである。IMSを中心とした新規機能の開発で世界をリードするエリクソンの協力を得て、KDDIは更に素晴らしいサービスを提供出来ると考えている」と述べている。