MMD研究所は2013年1月25日、全国の主要地下鉄におけるLTEに関する調査結果を発表した。東京メトロ、都営地下鉄、札幌市営地下鉄、仙台市地下鉄、名古屋市営地下鉄、大阪市営地下鉄、福岡市営地下鉄の合計615駅で、LTEの捕捉状況と通信速度を調査している。
これによると、LTEの捕捉状況が最も良かったのはKDDI(au)。Androidでは615駅中598駅(捕捉率97.2%)、iPhone 5では567駅(同92.2%)でLTEが利用できた。対してNTTドコモは捕捉率が48.5%、ソフトバンクはAndroidが8.0%、iPhone 5が10.9%にとどまっており、auが大きく引き離した格好だ。
また、通信速度についても、auが優位という結果が出ている。auのLTEの下り平均通信速度はAndroidで24.47Mbps、iPhone 5で12.40Mbpsで、いずれもドコモとソフトバンクを上回った。