業務アプリとセキュリティツールの人気No.1は? Oktaが年次調査を発表

アイデンティティ管理サービスを提供するOkta Japanが、業務アプリの利用動向を調査する年次レポートの最新版を発表した。1社当たりの導入アプリ数は、世界平均で100を突破。日本は半数以下の46ながら、前年比31%増と国別で最も高い成長率を記録した。セキュリティツールについても、日本だけがVPNとファイアウォールの導入率が急増する特異な傾向が見られた。

日本だけに見られる人気アプリとは

企業規模別では、スタートアップ企業のランキングで、昨年2位のAmazon Web Services(AWS)がGoogle Workspaceを抜いてトップとなり、SlackがMicrosoft 365を抜いて3位に浮上した。大企業のFortune 500企業のランキングでは、Github、Palo Alto Networks、Google Workspaceが順位を上げている。

最も利用されている上位15業務アプリ

最も利用されている上位15業務アプリ

日本国内での上位10位も大きな変動はなかったが、昨年9位のGitHubが8位へ上昇。導入企業数は25%アップと、国内では最も成長率の高いアプリとなった。

日本国内で利用されている上位10業務アプリ

日本国内で利用されている上位10業務アプリ

また、Box(5位)とNetskope(10位)が昨年に引き続いて上位10位内にランクイン。イソラ氏によれば、「これらはグローバルのランキングには見られない日本独自の傾向」だという。

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