目黒区とNTT東日本 東京南支店は2025年3月10日、目黒区立緑が丘駅駐輪場内にAIカメラを設置し、通行量の把握を開始したと発表した。なお、同事業は、東京都の「令和6年度まちのスマート化に向けたスマートポール・センサー活用促進補助事業」を活用し、都の補助を受けながら実施する。
今回の取り組みは、同駐輪場内において、より安全で快適な通行環境を提供し、区民の利便性向上につなげる施策立案のため、データの収集を行うもの。従来の人による交通量調査では、カウントの誤差や見落としが生じる可能性があるが、AIカメラを使用することで正確かつ一貫性のあるデータをリアルタイムに取得できるため、より信頼性の高い分析が可能となる。また、AIカメラで取得したデータはフォーマットが統一されており、分析に適した形で提供されるため、簡単に処理することができるという。