アイネットは2025年1月31日、横浜市に自社データセンター(DC)と連携する「inet annexデータセンター」を2026年1月に開設すると発表した。
同社は、国内に2カ所4棟の自社DCを有しており、様々な業種・業態の顧客にDC・クラウドサービスを提供している。今回、NTT東日本神奈川事業部の施設内に、アイネットの自社DCと連携する新たなDC「inet annex」を開設し、増大するDCの需要に応えていくとしている。
inet annexにおけるハウジングサービスは、1ラック単位から100ラック規模へ対応し、各種ハウジングラック仕様や配置等、顧客の要望に柔軟に対応するという。なお、ハウジングサービスのラックサイズは横幅700mm、奥行1100mm、電源ケーブルは異経路での提供となり、1ラックあたり標準6キロボルトアンペアとしているとのこと。
また、アイネットが持つ自社DC「inet north」「inet east」との接続も可能。DC間は、冗長経路にて接続されているため、高い信頼性とセキュリティを確保できるという。各種災害に強い設備仕様や、24時間365日常駐体制での保守サポートも備えているという。