ドコモと京大、センサーNWで「比良おろし」の動態を共同調査

BUSINESS NETWORK編集部

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京都大学生存圏研究所とNTTドコモは2012年10月9日、環境センサーネットワークを活用した共同実験を行うと発表した。「比良おろし」として知られる琵琶湖の西側に局地的に吹く強風の動態を調べる。

比良おろしは、琵琶湖西岸の電車の遅れや琵琶湖の水難事故をもたらすなど、地域住民に大きな影響を与えているが、発生地域が非常に狭いため、その動態を捉えるのが難しいという。

そこで、ドコモが同地方にこれまでから設置地して観測センサー6局に加えて、新たに開発した小型観測センサー13局を導入。風向風速、気温、湿度、気圧などのデータを京都大学に提供し、京都大学ではこれをもとに比良おろしの予測精度向上を図っていく。

共同実験は、10月10日から来年3月31日まで実施される予定。

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