シャープは2024年10月8日、同社が販売する「AIoT家電」が同年9月に累計1000機種を突破したと発表した。
AIoTとは、AIとIoTを組み合わせたシャープによる造語。2016年5月に1号機となるモバイル型ロボット電話「RoBoHoN(ロボホン)」を発売し、以降キッチン家電や生活家電、空調機器、テレビなど様々な製品に展開。現在は12カテゴリーまで広がっている。
2019年5月には、スマートホームアプリ「COCORO HOME」の提供をスタート。同社のAIoT家電にとどまらず、他社製の家電や住設機器、さらには家族の見守りなど暮らしに役立つ他社サービスとの連携も開始した。
近年では、AIoTを活用し、社会課題の解決に貢献する取り組みも自治体や関係機関と連携しながら進めているという。今後も、AIoT家電の普及拡大を通じて人々の暮らしをより豊かで快適にするとともに、様々な社会課題に対応する「人と社会に寄り添うIoT」の実現を目指していくとしている。