楽天モバイルは2024年9月13日に記者説明会を開催し、65歳以上のシニア向け割引サービス「最強シニアプログラム」を提供開始すると発表した。
同社は今年に入ってから、家族割サービス「最強家族プログラム」や、22歳以下に楽天ポイントを還元する「最強青春プログラム」、12歳以下を対象とする「最強こどもプログラム」など立て続けに割引サービスの提供を開始している。
各プログラムの概要
楽天モバイル 代表取締役共同CEOの鈴木和洋氏によると、これらの取り組みが功を奏し、楽天モバイルの累計契約回線数は780万件を突破。ARPU(契約回線当たりの売上)は今年2月と比べて65円、うち13~22歳のARPUは103円伸長したという。
一方、「シニア層のシェア拡大に向けては、まだまだ頑張らないといけない状況」との見解を示した。スマートフォンを所有するシニア層は増加傾向にあるが、搭載機能を十分に使いこなせないシニア層も少なくない。「スマホなどのデジタルを使いこなすことが、シニアの生活を豊かで楽しくするカギになる」と鈴木氏は強調した。