NTT東日本は、フレッツ 光ネクストの契約者向けに提供しているネットセキュリティサービス「フレッツ・ウイルスクリア」について、複数台のPCの契約情報管理、セキュリティ設定を一括で実行できる「フレッツ・ウイルスクリア 管理ツール」を2010年6月7日から提供開始する。PC1台ごとに管理・設定する必要がなくなり、セキュリティポリシーの統一などに伴う管理負荷が軽減できる。複数PCを管理する法人ユーザーにとっては、ぜひ利用したい新機能だ。
「フレッツ・ウィルスクリア」は、フレッツ光、フレッツ・ADSLユーザー向けのサービスで、専用サーバーからセキュリティ対策ファイルを更新することにより、常に最新のセキュリティ対策が実施できるというもの。1契約(月額:税込420円)で最大3台のPCのウイルス対策を行うことができる(4台目以降は1台ごとに税込157.5円)。
今回提供される「フレッツ・ウイルスクリア 管理ツール」は、フレッツ 光ネクストユーザー向け。これを使うことで、ユーザーはフレッツ光ネクストを使った複数台のPCのフレッツ・ウイルスクリアの契約状況確認、契約の申込・廃止が実行できる。また、「フレッツ・ウイルスクリア クライアントツール」がインストールされた複数台のPCについて、パターンファイル更新状況、ウイルス検索実行、設定変更などを一括で実施できる。事前にセキュリティ設定を行ったクライアントツールを配布・インストールしてセキュリティポリシーを統一することも可能だ。
なお、フレッツ・ウイルスクリア 管理ツールを利用するための追加料金は発生しない。6月7日に開設されるNTT東日本のホームページ(http://www.ntt-east.co.jp/office/service/virusclear/)からダウンロードできる。