インターネットイニシアティブ(IIJ)とACCESSは2012年4月5日付けで、SDN(Software Defined Network)を実現するソフトウェアの研究開発を行う合弁会社「株式会社ストラトスフィア」を設立した。
SDNとは、ネットワークを仮想化し、ソフトウェアによりネットワーク全体を動的に制御しようというコンセプトのこと。その実現技術の1つとして、OpenFlowがある。
ストラトスフィアでは、SDN関連の基盤ソフトウェアの開発を行い、データセンター事業者や通信事業者、大規模EC事業者などに販売していく考え。その第1弾として、OpenFlow技術をベースにしたコントローラを活用した仮想ネットワークの自動設定機能を実装したSDN IaaSのβ版を今春にリリースするという。