2024年の春商戦に向けて、家族全員に割引を適用する「最強家族プログラム」を2月21日に、22歳以下向けに楽天ポイントを還元する「最強青春プログラム」を3月12日に開始した楽天モバイル。マーケティング企画本部長の中村礼博氏によれば、両プログラムともすでに大きな成果を挙げているという。
最強家族プログラムはすでに累計契約数が50万を突破。最強青春プログラムのスタート後は、22歳以下の申込み数が2倍に伸びた。楽天モバイルは4月3日にMNO契約数が650万を突破したが、この2つのプログラムが大きく貢献していると同氏。「700万到達もそれほど遠くない」と見通しを語った。
楽天モバイル マーケティング企画本部長の中村礼博氏(左)と、サービス企画推進部 副部長の三浦愛子氏
「スマホは基本的人権。大人もこどもも変わらない」
その同社が、新たな“最強プログラム”を2024年5月2日18時からスタートした。12歳以下を対象とする「最強こどもプログラム」だ。
「あらゆるサービスの入口となったスマホは基本的人権」と中村氏は強調した
この新プログラムの意義について中村氏は、「スマホは基本的人権」であることを強調した。スマートフォンは今や生活の一部となっており、「あらゆるサービスの入口。それは、大人もこどもも変わらない。誰でも手軽にスマホを持てる日本を作りたい」と話した。
2010年以降に生まれた“アルファ世代”を対象とするこのプログラムの最大の特徴は、やはり安さだ。
12歳以下を対象とした「最強こどもプログラム」
家族割引適用後の月額料金「3GBまで税込968円(税抜880円)」に対して、楽天ポイントを毎月440ポイント還元する。データ使用量が3GBを超えない場合は、実質的な月額料金が税込528円(税抜480円)となる。3GBを超過した場合も、毎月110ポイントを還元する。